私たちの想い

日本伝統の技術で最高の家を。

私たちは普段、伝統の技術を持った職人と共に数百年壊れることのないお寺をたてています。
そんな私たちは今本気で家造りに取り組んでいます。
木の個性を見極め、墨付けをし、木組みを形にして行くことから、私たちの家造りは始まります。
機械を駆使し、合理化を図るのは大事なことです。
しかし、私たちはあえて手づくりにこだわります。
手書きで図面を書き、構造を計算し、その想いを1棟1棟にのせ、世界でただ1つだけの家を作ります。
これは、素晴らしい日本の伝統技術で、お客様の家を最高の家にしたい・・・その想いだけです。

デザインは無限大。
変わらないのは工法と技術。

私たちの造る家に決まったデザインはありません。
純和風もあれば抽象的で近代的なデザインもあります。
デザインとしての表現は自由です。
私たちが唯一こだわるのは先人の伝統技術を受け継いで県産無垢材をふんだんに使った呼吸する家です。
一般的な規格住宅に比べ、使う木の量の多さに驚くことでしょう。
そのことにより、他社よりも工期が少したくさん必要となります。
それでも職人がしっかり時間をかけて作った家は、暖かく、地震に強いのはもちろんのこと、長い年月を安心して過ごせる住宅ができるのです。

地球にも優しく、住む人を包み込む最高の家を。

山形県産の木材をふんだんに使用することは、次世代の建て替えの時に木材を再利用し資源の再利用をすることにもつながります。
私たちは、そこに強くこだわりをもっています。
家族を守る快適な住まいの裏側には、80年から100年前に植林され、山を守り続けてきた先人たちの想いがあります。
そのような先人たちと自然に感謝の想いを込めて、私たちは渾身の一軒を建てます。

一生飽きることのない、家庭料理のような家を

立派な木を使って立派な家を建てることが理想的とは限りません。
私たちが考える良い家は、レストランではなく、家庭料理のような家です。
皆様それぞれの家で違う家庭の味があるように、家にも1件1件少しずつ違った暮らし方があります。
これからずっと住んでいく家、家庭料理のように、飽きることのないお客様に一番あった家造りを進めていきたいと考えています。

伝心

忘れられないのが、仙台市の工務店に15歳で弟子入りした時、最初に世話になった職人である石井さんのこと。
当時60代のすばらしい宮大工。
「草を見ろ。山を見ろ。自然を見ろ。」
と教えていただいた。
仕事がつらいという思いが和らぎ、励みにもなりました。
それと同じことを私が今、社員に伝えています。

代表取締役社長 沼澤貞義